カミングアウトは難しい
- スー
- 2023年9月12日
- 読了時間: 2分
カミングアウトって当事者視点で考えられる事が多いけれど
相手側の気持ちに立って考えなければいけない事でもある。
実は私、母親へのカミングアウトで失敗している。
セクシュアリティのカミングアウトに失敗して今や絶縁状態。
きっと母なら理解してくれるとどこかで思っていた。
いつかわかってくれる。そう思い続けて10年が経つ。
だけど、それは難しいらしい。
「母なら・・・きっと理解してくれる・・・」
それは自分の中の理想であってリアルではなかった。
家族であっても、どうしても受け入れられない事はある。
私の場合カミングアウトのタイミングも悪かったし、
母の反応が悪すぎて喧嘩のようにまでなってしまった。
これについては本当に後悔している。
カミングアウトには準備が必要。
そしてカミングアウトにこだわりすぎてはいけない。
伝える必要が本当にあるのか、よく考えた方が良い。
どうしてもカミングアウトしたいのであれば
タイミングを計り入念なフローを踏まなければ、してはいけない。
受け入れられない人も居るという事。
それは受け入れなければいけない事実だと思う。
悪い意味で捉えるわけではないけれど、
自分の気持ちの圧しつけにならないように、
相手側の気持ちも理解しなければいけないのだと母とのやりとりで学んだ。
寂しい気持ちは否定できないが、セクシュアリティは人間の根幹でもある。
受け入れられる人ばかりではないという事を心に留めておかなければいけない。

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